初の50%超え、4・2兆円

中小企業向け官公需契約目標

 政府は6月22日、平成19年度中小企業者に関する国等の契約の方針を閣議決定したが、それによると、中小企業向け官公需の契約目標は、総予算額8兆4,560億円の50・1%に当たる4兆2,406億円となった。中小企業者に対する契約目標額が50%の大台を超えるのは初めてである。

 平成18年度の中小企業向け契約の実績は、全体の47・5%に当たる4兆1,152億円であったため、今年度の目標額は、1,254億円高い設定になり、伸び率では3・0%増となる。契約目標額のうち、工事は前年度実績比5・1%増の1兆8,199億円、役務は同1・0%増の1兆1,962億円である。
 工事の中小企業向け契約目標額を各省庁別に見ると、国土交通省は、1兆848億円で、中小企業の割合は51・6%になっている。農林水産省については、1,207億円で、中小企業の比率は64・0%である。防衛省は1,134億円で、割合は63・9%を占めている。
 契約方針では、分離・分割発注について、政府調達協定などとの整合性を配慮しながら、価格、数量、工程などの面からみて適切であるかどうかを検討し、可能な限り分離・分割発注に努める。その際、適切な発注ロットの設定を前提としている。