前原誠司国土交通大臣祝辞(要旨)

公共投資は戦略的に
適正価格の契約推進

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景気は全体としては持ち直してきている状況にあるものの、建設業界は依然厳しい状況が続いておりますが、皆様には、それぞれの地域において、社会資本整備や災害発生時の対応等を通じ、社会の発展と国民生活の向上に重要な役割を果たしていただいております。改めて敬意を表する次第であります。

公共投資につきましては、人口減少、少子高齢化、財政赤字の存在といった様々な制約要因がありますが、真に必要なものについては、戦略的かつ重点的な取り組みを進めて行かなければならないと考えております。

また、先般、国土交通省の成長戦略がまとめられましたが、民間の知恵と資金を活用した新たなインフラ整備や維持管理の手法も積極的に取り入れて行きたいと考えております。そのためには、技術と経営に優れた皆様方のご協力が必要でありますし、また、こうした取り組みは、地域の建設業界の発展にもつながるものと考えております。

さらに、入札契約制度に関しましては、ダンピング対策や予定価格の事前公表の取り止め等による適正価格での契約の推進に加えて、総合評価方式の透明性の向上を図るとともに、経営事項審査の見直しや標準請負約款の改正のための検討を、中央建設業審議会において始めたところです。

貴協会は、国民の多様なニーズに応えつつ、建設技術の向上、業界の健全な発展のため、長きにわたり重要な役割を果たして来られました。

現在、建設業、とりわけ中小建設業を取り巻く環境は厳しいものがありますが、全国に会員各位を有する貴協会の果たす役割は非常に大きいと考えております。今後とも、地域の活力の向上のため、全国の業界のリーダーとしてのご尽力をお願い申し上げますとともに、国土交通省としても、将来に向けて共に手を携え、様々な問題に取り組んでまいりたいと思います。

結びに、今後ますますの貴協会のご発展と会員の皆様のご健勝、ご活躍を心より祈念いたしまして、私のお祝いの挨拶とさせていただきます。