全中建トピック

2020年09月23日

全中建だより(令和2年9月1日480号)

全中建だより9/1号が発行されました。

全中建だより(令和2年9月1日480号)

主な内容
・「建設キャリアアップシステム(CCUS)料金改定案」に対して、土志田会長コメント発信
・ 令和2年度第3回通常理事会 意見交換会案など書面評決  他


坪井 麻紀子さんに聞く

株式会社 正吉建設
(一社)沖縄県中小建設業協会

『「形」になる仕事 やりがいある』

ーーお仕事の内容について教えてくださいーー
 1級施工管理技士・建築士2級の資格を持っています。住宅の設計プランニングなどで、説明する際には3D画像にしたり、お客様にわかりやすくをモットーに努めています。

ーー建設業界に入られたきっかけは何ですかーー
 建築に携わって12年。自家の建替えで、空間が変化していくのが面白いと思ったからです。

ーー建設業界の魅力とはーー
 関わる人達、さまざまな業種の方々との関りは刺激になります。完成していく建物や住宅にはそれぞれの暮らしへの思いが形になることへの魅力があります。また、学校や施設などは機能性、用途を含め違いがあり面白いと感じます。

ーー男社会と言われている建設業界で女性としてのハンデや逆に良かったことなどを教えてくださいーー
 相手の意見を一度受入れ、何を伝えたいかをくみ取り、その結果どう動いたら相手が納得するのかを考えるようになりました。

ーー現場で働く女性の皆さん(女性技能者・技術者)に対する会社や現場の反応はありましたかーー
 リフォームなどでの施主への細かな気配り(作業時間、生活への配慮)や、家事を行っている女性目線での気配りをすることで、次からの工事では職人も心がけてくれるようになりました。

ーー建設業界や現場に求める改善点などはありますかー
 女性より男性の方がわかるだろう、出来るだろうと言う対応や反応もあります。現場について言えば、やはり衛生面への配慮です。トイレ、更衣室などは女性が少なくても確保してほしいです。現場事務所と現場、それぞれの女性への配慮が必要だと感じます。

ーー現場で常に心がけていることはありますかーー
 名前を憶えて、積極的にコミュニケーションをとることを心がけています。

ーー現場あるあるーー
 お昼の休憩時にどこでも寝れることができる職人さんには驚かされることがあります。例えば、階段下、工事近所の駐車場や車と塀の間などです。

ーーご結婚と仕事の両立でつらっかったこと良かったことーー
 子供が休みの時に仕事があると、預け先を探したりお願いすることがしんどいです。実際は、家族や学童などでサポートしてもらっていますが、忙しくかまってあげられないときは「ごめんね」という気持ちを胸で唱えています。 

ーー悔しい思いをしたこと、それでも辞めずに続けてこられたことはなんですかーー
 職人とは関わっている現場の話や久しぶりに会えば「最近どう、元気」など、気さくに話してくれる方も多いです。頑張りを認めてくれ励ましてくれる上司や同僚の存在は大きいです。

ーー今の仕事に就いて1番嬉しかった言葉等はありますかーー
 お客様からの「ありがとう」と、関わった業者さんからの「次回も仕事をお願いしたい。一緒に仕事がしたい」です。

ーー建設業を目指している女性に向けて一言ーー
 建設業は男の人が多いイメージですが(今もまだまだ男社会です(笑))、女性もどんどん増えてきています。創造したものが多くの人が携わって形になる建築の仕事はとてもやりがいを感じると思います。

ーー貴女の大切な時間を教えて下さいーー
 カフェなどでの一人時間。コーヒーが大好きです。ブラック派です。また、読書したりカフェの雰囲気を味わうことが好きです。ゆったり時間で心も体もリフレッシュしています。


建設物価調査会(建設物価サービス)配信案内

一般社団法人 建設物価調査会より
「令和2年度 国土交通省土木工事積算基準改定概要 解説資料の提供及び解説動画の配信について」の案内をいただきましたので、ご利用ください。

詳細は、こちらをご覧ください。
建設物価調査会(配信案内)


全中建だより(令和2年7月1日479号)

全中建だより7/1号が発行されました。

全中建だより(令和2年7月1日479号)

主な内容
・令和2年度定時総会
・令和2年度会長表彰者一覧 他


菅官房長官あて要望を提出

令和2年7月9日(木)菅官房長官あてに、土志田会長・小野副会長・河﨑副会長より「コロナ禍における公共事業の機動的な実施に関する要望」を提出してまいりました。
新型コロナウィルスによる国内経済が減速するなか、重要な下支えとしてコロナ禍においても大幅な公共事業を機動的に行って頂くよう強く要望をして参りました。
(防災・減災、全国の老朽化対策など全国の中小建設業が受注する公共工事では資材調達に支障がない、施工能力にも問題がないことなどから)

また、全中建が4月1日に災害対策基本法に基づく「指定公共機関」に指定されたことも報告しました。