全中建トピック

2023年08月02日

夏季休業のお知らせ

《夏季休業のお知らせ》

当協会の夏季休業について以下のとおりご案内いたします。

〇夏季休業期間
8月10日(木)~8月15日(火)

ご迷惑をおかけいたしますが、宜しくお願い申し上げます。


小野寺 楓さんに聞く

株式会社 瀧澤建設
全中建多摩

『とにかく笑顔 仕事は全力』

ーーお仕事の内容について教えてくださいーー
 建設工事の現場技術者を指揮監督し、工事全体を管理することです。

ーー建設業界に入られたきっかけは何ですかーー
 特に憧れていたわけではありませんが「毎日が楽しい」と思えたので、なんとなく建設業に向いているかもしれないと思い入りました。

  

ーー建設業界の魅力とはーー
 一般の人は見られない、工事現場の中を見ることができる。建設業界の方々の大半がフレンドリーに接してくれる。普通に生活していく中で、注目していなかったら気づかないところに気付けること。(建物や道などを作っていく苦労を知ったことで、感謝の気持ちが生まれた)

  

ーー建設業界で働くうえで女性としてのハンデなどはありましたかーー
 関わる人、全員が優しく接してくれる。月経の時だけは、たくさん歩いたりするので、きついと感じることがあり、男性しかいない分、言い出しづらいなと感じてしまう。

 ーー建設業界で働く女性に対する会社や現場の反応はどうでしたかーー
 初めて会う人の大半から「よくこの業界に入ってきたね」と言われます。

ーー現場で常に心がけていることなどはありますかーー
 いろんな人とたくさんコミュニケーションをとって仲良くなり、少しでも楽しく仕事ができるように心がけている。毎日笑うこと。人間観察。 

ーー仕事の中で悔しい(悲しい・つらい)思いをしたこと、それでも辞めずに続けてこられたことがありましたら教えてください。ーー
 何も知らないことを一から教えてもらったのになかなかできなくて、悔しくてずっと考え込んでいた時に、現場の作業員さんや職員の方々が励ましてくれて、頑張れた。

ーー今の仕事について一番うれしかった言葉はありますかーー
 「私がいないと仕事がつまらない」と職人さん達が言ってくれたことです。

   

ーー未来の自分についてーー
 いろんな人から愛される人間になりたいです。 

ーー建設業を目指している女性に向けて一言ーー
 とにかく笑顔でおしゃべり! やるときは全力で!!

ーー貴女の大切な時間を教えて下さいーー
 恋人と一緒に過ごす時! 実家にいる犬と戯れる時。ごはんを食べる時。

**高橋先輩からのメッセージ**
土木業界は男性しかいない職場なのに、よく来たな、すぐに辞めるのでは…..と最初は思いましたが、意外と職場環境に馴染んで、職人さん達と和気あいあいと仕事をこなしていた。入社半年後から私の下で働くことになり、測量・安全・品質・出来形・各管理を覚え、今では現場監理を任せられる存在になりました。仕事終了後、翌日の段取りや作業内容の確認をし、やる気を持ってコツコツと一生懸命頑張っている。今後は自分の目標(夢)を持って行動し、社会に貢献できる人材になってほしい。

    

**一緒に働く平賀様からのメッセージ**
 ・男女平等とは言えど、建設業界はまだまだ男性がメインの業界となっており、女性への配慮が足りないと感じる部分があります。
 ・内勤者では、女性だけがお茶くみ、掃除をやっていても疑問に思わない、声を上げない風潮も。
 ・生理休暇があっても有給ではないため使いにくいし、突然来るものでもあるため言い出しにくい。もっと使いやすいように工夫してほしい。
 ・現在の働き方をしていて、今後も妊娠、出産をした場合、本当に産休・育休を取ることができるのかが疑問です。(当社では制度としてはあるが、まだ経験をした社員がいないため特に不安を感じる。)
  女性に限らず、男性社員に対してもきちんと取得できるようにならなければ、社会全体として女性の負担が増え、働きつづけることができない女性が増えるのではないか。
 ・もっと男女ともに働きやすい環境を作るために、意見交換をする場があると良いのではないかと思います。


【令和5年7月期・賛助会員入会】受付終了について

令和5年7月の会員入会受付は終了いたしました。
次回のご案内は令和5年11月ごろに、
当ホームページでご案内いたしますのでご確認くださいますようお願いいたします。

ご入会の流れについて
 書類審査、理事会を経て会費のご入金の確認がとれました企業さまへ
 入会証明書を令和6年2月中旬ごろにお送りする予定でございます。
 くわしくは当ホームページ “ 入 会 案 内 ” をご確認ください。

次回ご入会までのスケジュール


全中建だより(令和5年7月12日号 497号)

 全中建だより7/12号が発行されました。

 全中建だより(令和5年7月12日号  497号)

 主な内容
   ・令和5年度定時総会
   ・令和5年度会長表彰一覧
   ・土志田会長ら全中建幹部 岸田総理を表敬訪問 他


中村美紀奈さんに聞く

伊藤興業 株式会社
(一社)東京都中小建設業協会

『大変だが達成感も多い』

ーーお仕事の内容について教えてくださいーー
 主に改修工事などの施工管理です。現在の保有資格は2級建築施工管理技士補、2級色彩コーディネーター、ビジネス能力検定3級です。

ーー建設業界に入られたきっかけは何ですかーー
 幼いころに『劇的ビフォーアフター』という番組を見て、インテリアデザインの専門学校に進学しました。デザインを学んでいく中で、施工を学ぶ必要があると思ったことが建設業界に入ったきっかけです。

ーー建設業界の魅力とはーー
 小さなことから大きなことまで完成していく過程を間近で見れること。その中で知らないことがたくさんあることです。わからないことは大きく分けて用語と施工の仕方です。用語が分からないと会話の意味が全く理解できないのでこの先、不安しかなかったです。1つの用語を調べてもその説明の中の用語が分からなくて大変でしたし、何回も同じ用語を未だに調べながら少しづつ覚えてます(笑)
 施工の仕方は本よりも職人さんや先輩のやってることを見て、聞くことが私は一番身につくと思ってます。あとはYouTubeなどでもいろいろな施工が載っているのでたまに活用しています。

ーー建設業界で働くうえで女性としてのハンデなどはありましたかーー
 劣るのはやはり力の差です。特に現場の道具や物、材料など大抵が重く、男性との力の差を強く実感しました。女性としてと言えるか分かりませんが、汚れや散らかりがちな現場などで皆が過ごしやすいように保つなど、小さなことですが意外と現場の流れにつながることも多く、喜ばれます。
 あとは女性の監督員はまだ男性に比べて少ないので、顔を覚えてもらいやすいです。

 ーー建設業界で働く女性に対する会社や現場の反応はどうでしたかーー
 初めて会う方などは現場の人ではない(事務員)と思われることも多々ありますが、「女性の監督さんめずらしいね」「頑張ってね」と声をかけてくださったり、女性では大変なことなど手伝っていただいたりと優しい方が多い印象です。

ーー女性が働き続けるために建設業界(現場)に求める改善点などはありますかーー
 現場で使用するお手洗いに洋式が無いことや、サニタリーボックスが無い、鍵付きの更衣室が無いなどもう少し配慮があれば女性も過ごしやすくなるのかなと思います。

ーー現場で常に心がけていることなどはありますかーー
 挨拶することと、まわりを(現場や人)よく見ること。

ーー仕事の中で悔しい(悲しい・つらい)思いをしたこと、それでも辞めずに続けてこられたことがありましたら教えてください。
 強いて言えば現場でも現場以外でも自分が分からないこと、できないことがあってまわりの足を引っ張ってしまったり、知らない間に物事が進んでしまったときは、悔しいと同時に頑張ろうと思えます。 

ーー今の仕事について一番うれしかった言葉はありますかーー
 特にないですが、先輩が職人さんたちから「また一緒に仕事ができてうれしい」と言われているのを聞いて、私もそんな風に言われる人になりたいと思いました。

ーー未来の自分についてーー
 資格を取得し施工もデザインも一通りできるようになって、楽しく笑って過ごしていられればなと思います。 

ーー建設業を目指している女性に向けて一言ーー
 大変なことはたくさんあると思いますが、そのぶん達成感も多い業界だと思います。一緒に頑張りましょう。

ーー貴女の大切な時間を教えて下さいーー
 出かけることが好きなので、たまには旅行や遠出をすることが大切な時間です。行ったことのない場所に行ってみたりその計画を立てたり、行った場所で写真をたくさん撮って思い出を見返すのも楽しいですね。
 いつかは日本一周してみたいです。(笑)

**光木先輩からのメッセージ**
 2年前新卒で入社してきて、男性社員が大半で慣れない環境の中どこまでもつかな、と言うのが率直な気持ちでしたが、日々過ごしていく中、何事にも真面目に取組み、覚えたいという意識があるように感じていきました。これからも少しづつ成長し、初心を忘れず頑張って下さい。期待しています。