11/18 ブロック別意見交換会 神奈川

令和2年11月18日(水)関東ブロックⅡ(神奈川県中小建設業協会・横浜市建設業協会)の意見交換会が川崎日航ホテルにて開催されました。全中建からは土志田会長・田邊副会長が出席し、国土交通省からは、本省 西山入札制度企画指導室長、関東地方整備局 企画部 荒井技術調整管理課長、建政部 茂原建設産業調整官、営繕部 中間技術・評価課課長補佐、横浜市からは、財政局 鈴木公共施設・事業調整室長、出井公共施設・事業調整課課長補佐にご出席頂きました。

土志田会長より「会員が直面している課題や意見など、行政に反映していただくことを目的に平成25年から始まりました全国ブロック別に意見交換会も今年で8回目の開催となります。働き方改革、インフラ整備強化などのためにも予算の増額を求めてまいります。優良な中小建設業者が生き残れるよう、全中建一丸となって邁進してまいりましょう。」と挨拶をしました。

続いて、神奈川県中小建設業協会 河﨑会長(全中建 副会長)、横浜市建設業協会 山谷会長よりご挨拶がありました。
  

西山室長から『建設業行政の取組について』と題し、建設業の現状、新担い手3法、市区町村における取組改善の推進、建設キャリアアップ、新型コロナウィルス感染症対策等についてご講演頂きました。

続いて意見交換
〇働き方改革について:労務費の補正係数の改善、週休2似合い性を実現させるための適切な工期の設定、施工時期の標準化等
〇工事発注及び引渡時期の平準化について:同一工事、同一工種の発注により、工期の遅延の発生、引き渡し時期の平準化
〇モデル工事発注について:工期設定のためのガイドラインの内容に沿う発注
〇工期の設定について:職人不足を考え工期は余裕のある設定への変更
〇提出書類の簡素化:電子データでのやり取り、技術資料の削減と手続きの緩和
〇その他:施工単価の引き上げ、安全費の見直し一般管理費の引き上げ、大手企業の目線ではなく中小企業の意見や考えの取入れ


最後に田邊副会長より「本日のご意見等は取りまとめて国土交通省等に要望し、令和3年度の全中建の要望事項とさせて頂きます。働き方改革として新担い手3法の成立により適正な利潤の確保や工事の平準化、適切な設計変更対応等々の基本理念や具体的措置に全中建として取り組んでまいります。課題や問題点はまだたくさん残されていますので、今後とも国・地方自治体からのご指導をお願い申し上げますとともに、今後とも会員団体・会員企業の皆様のご協力をよろしくお願いいたします。」と最後の挨拶として終了。

また会議に先立ち、 参議院議員 佐藤のぶあき様、参議院議員 足立としゆき様に、ご挨拶を頂戴しました。