令和3年度 第5回通常理事会 3/18開催

2022年3月18日(金)コートヤードマリオット銀座東武ホテルにて、第5回通常理事会が開催されました。
土志田会長より、「本日はコロナ感染症まん延防止再延長が21日までとされている中、役員の皆様にご出席いただき、ありがとうございます。最近の国土交通省をめぐる状況でございますが、公共工事設計労務単価と設計業務委託技術者単価が引き上げられました。土木工事積算基準の一般管理費率が上がり低入札価格調査基準の計算式が改訂されることとなりました。今回の労務単価・一般管理費の引き上げについては、今まで要望活動を行ってきた結果の現れと思います。今後とも制度改正等について行政機関に働きかけを行っていきたいと思います。また、先月の大臣と建設4団体との意見交換会では、担い手確保・育成に向けて、本年は概ね3%の賃金上昇の実現を目指して、全ての関係者が可能な取り組みを進めることとし、本日の理事会の議案、働き方改革宣言にて「現在の公共投資における社会的背景を好循環と捉え、今年度は概ね3%の賃金アップを目指し、可能な取り組みを行うこととする。」との宣言案を議案としております。また、18日には中央建設業審議会に出席いたしました。審議会では、1.復旧・復興建設工事共同企業体制度の今後の活用の検討、2.公共工事標準契約約款の一部改正、3.経営事項審査項目の改正について議論いたしました。
 中小企業の経営を取り巻く環境は、依然として厳しい状況にあります。働き方改革を実現するため、今後とも入札・契約制度をはじめとする制度の改善に向けて、行政機関に働きかけていきたいと考えております。」とご挨拶されました。

本日の議題
 ・令和4年度事業計画(案)について
 ・令和4年度収支予算(案)について
 ・令和4年度スローガン及び働き方改革宣言(案)について  等