● ご挨拶

社会に貢献する地場産業としての役割を果たすために


会長 土志田 領司
 建設業は、わが国の社会資本整備を担う重要な産業であり、その中でも中小建設業は地方において元請として地域社会の発展に大きな役割を果たしています。しかしながら、中小建設業界はこれまで長年にわたる公共投資の大幅な削減により、特に地方自治体の事業量の削減に伴い、今なお非常に厳しい状況にあります。さらに少子高齢化時代を迎え、担い手である若者の労働人口の減少など、後継者となるべき若手入職者の確保が困難な状況となっています。
 全国中小建設業協会は、地域における主要産業として地域経済の活性化を図り、地域社会の発展・振興に寄与する全国組織として結束し、受注機会の確保、経営の合理化、技術力の向上、労働環境の改善等に取り組み、国民生活の安全・安心を守り、「社会に貢献する力強い地場産業」としての役割を果たすべく努力しています。地域の発展を支える中小建設業の健全な発展がなければ地域の発展はありません。
 全国の中小建設業者の皆様におかれましては、地域における中小建設業者の役割についてご理解を頂き、なお一層のご支援、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。

協会パンフレット
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● 入会について

中小建設業者が組織する団体で、全中建の目的に賛同される方は、本部あてにお問い合わせください。
電話 : 03-5542-0331
eメールアドレス : webmaster@zenchuken.or.jp

● 目的(スローガン)

令和5年度 スローガン

=社会に貢献する力強い地場産業を目指して=

  • 地域社会への貢献と社会的信頼・地位の向上
  • 地域の防災・減災と復旧・復興への対応
  • 公共事業予算の長期・安定的な確保と地域建設業者の受注機会の確保
  • 工事発注及び引渡時期の平準化・適切な設計変更及び工期設定
  • 施工単価補正など形を代えた歩切りの完全撤廃と入札時でのダンピングの排除
  • 新しい4K(給与・休暇・希望・カッコイイ)を目指した職場環境の整備
  • 若手経営者の育成・後継者の育成
  • 協会組織・会員の拡充
  • 働き方改革の具体的取組の推進・生産性の向上
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● 働き方改革宣言

働き方改革宣言
~ 選ばれる建設業を目指して ~

 若者の入職を増やすためには、賃金の引き上げと休暇が重要である。
 “令和5年度 スローガンの「9.働き方改革の具体的取組の推進・生産性の向上」を掲げているところであり、働き方改革の具体的な取組として、

〇賃上げにつながる好循環を継続し、未来を支える担い手の確保・育成に向けて、今年度は概ね5%の賃金アップを目指し、可能な取り組みを行うこととする。
〇働き方改革をより実効のあるものとするため、全ての関係者が週休2日に向けて工期の適正化に取り組むこととする。

の取組を宣言する。
 今後、会員団体傘下の会員に対して、実効ある取り組みを推奨し、賃金の引き上げ及び週休2日制をより推進する。

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● 主な事業・重点活動

事業内容

全中建は中小建設業の技術的、経済的および社会的地位の向上を図り、公共の福祉を増進するため、次の事業を行っています。

  • 中小建設業に関する経営および建設技術の改善向上のための調査研究
  • 建設業に関する各種所情報、資料の収集ならびにその提供
  • 中小建設業に関する法制および施策の調査研究
  • 建設工事の安全施工を図るための研究指導
  • 中小建設業者の社会的地位の向上を図るための建議陳情
  • 中小建設業者の福祉向上のための共済関係事業
  • その他この法人の目的達成のために必要な一切の事業
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● 政府関係機関会議等における中小企業団体代表としての活動等

全中建は、中小企業の全国組織の代表として、経済産業省に設置されている「中小企業政策審議会」において、毎年、中小建設業振興策について意見表明を行い、官公需の中小企業向け契約目標率の増大に注力しています。
また、「建設産業戦略的広報推進協議会」の構成団体として、若者に建設業の魅力を伝える広報活動に取り組んでいるほか、地域建設業の役割や実態を住民に理解してもらうため、地域のイベントに積極的に参加するなど、将来の担い手である小中学生に出前講座などを通じて、建設業の仕事の大切さ、面白さなど伝えています。
全中建は建設業界の発展に貢献された功績に対して、叙勲、褒章、大臣表彰、顕彰などの推薦団体となっています。

  • 叙勲(旭日章、瑞宝章 など)
  • 褒章(黄綬褒章、藍綬褒章 など)
  • 建設事業関係功労者国土交通大臣表彰
  • 優秀施工者国土交通大臣顕彰(建設マスター)
  • 安全優良職長厚生労働大臣顕彰
  • 3R推進功労者等表彰 ほか
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● 案内図

〒104-0041 東京都中央区新富2-4-5 ニュー新富ビル2階
TEL 03-5542-0331 FAX 03-5542-0332
有楽町線 新富町駅   徒歩 1分
日比谷線 築地駅    徒歩 5分
JR有楽町駅       徒歩 約15分
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