協会事業活動

2016年10月19日

H28.10.17 意見交換会 関東ブロック1

コートヤードマリオット銀座東武ホテルにて意見交換会 関東ブロック1が開催されました。
ご参加いただいた会員団体は (一社)東京都中小建設業協会・全中建 南多摩・(一社)横浜建設業協会・神奈川県中小建設業協会です。
国土交通省 菅原建設業政策調整官のご講演後、12名の会員が意見交換いたしました。各質問事項に菅原調整官のほか、関東地方整備局の企画部 矢作課長・建政部 須田調整官・営繕部 中島管理官にご返答いただきました。
国土交通省・関東地方整備局
(一社)東京都中小建設業協会 山口会長
全中建 南多摩 若林会長
神奈川県中小建設業協会 河﨑会長
全中建からは 豊田副会長・土志田副会長が参加しました。

主な検討課題は「担い手の確保」「くじ引きのない入札」「適切な設計変更等の自治体への指導」「適正利潤の確保」などが講じられました。


H28.10.14 事務局長会議

10月14日金曜日KKRホテルで事務局長会議が開催されました。

今回は2時間意見交換という内容でしたが、活発な意見が交わされ、その後の懇親会でも各協会の情報交換ができました。
主な意見は次の通り。
・全中建災害共済制度について
県の建設業協会と企業が一体となっている団体は加入促進しにくい。
工事保険のオプションをもっと検討してほしい
・社会貢献活動 各地域の取組
みやぎ 年2回のスマイルリバー(河川の清掃)活動:入札の総合評価加点対象/献血/中学生の職場体験/こども101番
栃木 防犯パトロール/環境美化運動/水防訓練/小学生対象学習/高校生のインターンシップ
茨城 建設フェスタ/中学生の建設体験/高校生の現場見学会・実習
横浜 区民祭りの参加/道路等の清掃/防犯活動
静岡 清掃活動や高齢者住宅対象のお助け隊派遣/道路パトロール
福井 清掃活動:県内建設業団体として初めての福井県知事奨励賞
大阪 府民無料住宅相談/河川の清掃
広島 広島県アダプト制度マイロードシステム活動認定団体としての清掃・緑化活動
沖縄 道路などの除草・清掃
・全中建だより
会員企業の他にも送付・購読してもらえる紙面作りについて 

皇居と夕日


H28.10.12 意見交換会 東北ブロック

平成28年10月12日(水)(盛岡グランドホテルアネックス)において、全中建岩手(東北ブロック)の意見交換会が開催された。まず最初に全中建土志田副会長より「10年以上続く公共事業の予算の確保、工期の平準化等々の改正品確法の周知と適切な執行のほか、担い手確保に関する地元の声を聞かせてほしい」と挨拶をした。

続いて岩手の木下会長より「岩手の産業を支えるためには公共事業が必要」震災などにも触れて現場の実態を訴えたいと挨拶をした。

国土交通省 土地・建設産業局 建設業課 三浦入札制度企画室長より「建設業を取り巻く現状と課題について」講演があり、東北地方整備局(企画部 今野技術管理課長・建政部 佐藤計画・建設産業課長・営繕部 一條営繕品質管理官)を交えての意見交換となった。

山元常任理事より、震災復興の先細りでダンピングがあるため事前公表の廃止を求め、工事の平準化や建設業従事者の給与水準の向上などを訴えた。そのほか、向田協議員(全中建 土木委員)からは、iーconについてはもっと現場の声を入れてほしい、担い手確保の視点から教育や労働環境の改善の重要性を訴えた。

三浦室長からは、経審の評点システムについて地方版などの考えを提言され、整備局からも先行きの明るい産業となり若い方に興味を持ってもらえるよう取り組んでいくと回答をした。


全中建意見交換会の日程が決まりました。

<今年度意見交換会の日程>

10/12(水) 岩手:盛岡グランドアネックス2階  
10/17(月) 関東:コートヤードマリオット東武銀座ホテル2階「桜の間」
10/20(木) 愛知:愛知県土木会館 3階大会議室
10/28(金) 関東:コートヤードマリオット東武銀座ホテル地下1階
          「ロジェドール・レアリテ」
11/16(水) 大阪:大手前建設会館 地下会議室
11/28(月) 四国:三翠園 1階「富士の間」
12/1 (木) 沖縄:サザンプラザ海邦 4階「大ホール」
12/16(金) 広島:メルパルク広島 6階「安芸」

会議時間は共通して、12時から15時です。
先日の理事会発表時と広島の開催日が変更いたしました。
トップページから、協会事業活動→本部の行事予定にも入っています。


山口 小優美さんに聞く

一般社団法人 山形県建築協会
株式会社 市村工務店

『背筋をピンと張り印象良く』

――お仕事の内容を教えて下さい――
 一般住宅の現場監督として、お客様の笑顔と豊かな暮らしを作る仕事をしています。

――建設業界に入られたきっかけは何ですか――
 小学校の修学旅行のとき訪れた日光東照宮で、こんなにも存在感のある建物を見たのは初めてで感動したのがきっかけです。工業高校に入学して建築を学ぶにつれ、社寺だけでなく一般建築にも興味を持つようになりました。任される仕事も多くなってくる、頑張り時の3年目です。
 
――建設業界の魅力とは――
 人の暮らしを豊かにできることだと思います。

――男社会と言われる建設業界で女性としてのハンデや良かったことなどありますか――
 ハンディは無いと思っています。力の面など男性より劣っているところはあるかもしれませんが、でも、それをハンディだと思って、甘えていては成長しないと私は思います。その反面、重いものを1人で運んでいるとき、職人さんから「ほだなもたがげるんだかしたぁ?!(そんなものも持てるの?!」と驚かれたときは嬉しかったです。

――現場で常に心がけていることはありますか――
 「最高のものをつくろう」です。私の会社では、この言葉を大切にしています。お客様にとっても、会社にとっても「最高のもの」と言えるように日々仕事をしています!もう1つ心がけているのは「姿勢」です。現場で大工さんと打合せているときに、片方に体重をかける形で立っていたら「若いうちからそんな楽な姿勢ばっかりしていると、俺みたいになるぞ」と注意を受けました。それから、他の人も同じように立っているのを見た時、態度が悪いようにも見えました。「姿勢が悪い」と言うことは「態度が悪い」ということなのだと気づきました。いつまでも、背筋をピンと張れるように、他人からの印象を悪くしないように気をつけたいと思っています!

――悔しかったこと、それでも今の仕事を辞めずに続けてこられた理由は何でしょうか――
 続けての発注ミスや段取り不足で現場に大きな迷惑をかけたことがありました。自分はこの仕事に向いていないのかと思ったりもしました。そんな時、声をかけてくれたのが先輩や現場の職人さんでした。「誰だってミスをすることはある」「次は間違えないように気を付けて」と励ましてもらいました。次に頑張るチャンスをもらえたことと、困ったときには力になってくれる人たちがいるという事に感謝したいです。

――未来の自分について――
 後輩指導ができる自分になりたいです。仕事についての理解を高め、教えられるようになることが、自分自身が成長した証だと思います。

――建設業を目指している女性に向けてメッセージを――
 自分がやりたいと思う事、好きな仕事をしてください。そして、その気持ちを忘れないでください。

――大切な時間を教えて下さい――
 飼っているウサギと遊んであげる時間です。ゲージの前を通ると必ず寄ってくるので、頭を撫でてあげます。気持ち良さそうにしているのを見ると、とても癒されます。