平成30年2月15日(木)に『生産性向上国民運動推進協議会』(首相官邸にて開催)へ、豊田会長・小野副会長・土志田副会長・朝日副会長・田邊副会長・空久保副会長・朝倉土木委員・草野専務理事(計8名)が出席を致しました。協議会の目的は、生産性の低いと思われる業種に対し官民連携で生産性向上を促すために安倍首相のもと設置されたものであり、開催3回目で建設業界が初めて参加となりました。
業会団体の代表より就業者の高齢化と離職や長時間労働の現状説明に続き、新規入職者の確保、生産性向上の重要性を訴えました。
安倍首相から「新たに参加した分野の皆様から今後の活動に強い意欲を感じられました」とお言葉があり締めとなりました。
全中建活動
生産性向上国民運動推進協議会へ出席
全国知事会・全国市長会・全国町村会・指定都市市長会へ要望を提出
平成29年12月18日(月)豊田会長・土志田副会長・朝日副会長・田邊副会長より、全国知事会・全国市長会・全国町村会・指定都市市長会へ『危機的状況にある中小建設業者の窮状打開に関する要望』を提出して参りました。
中小建設業界を巡る情勢は今も大変厳しい状況であるが、災害時では地域の安全・安心を守る重要な役割を果たす産業であり、今後も優良な中小建設業者が生き残れるよう、現状と改善を訴えて参りました。
【要望項目】
〇公共事業予算と地域雇用の大幅な確保 〇担い手3法・改正品確法の適正な実行 〇ダンピング排除 〇工事発注の平準化 〇設計労務単価の引上げ 〇最低制限価格及び低入札価格調査基準価格の引き上げ、上限拘束性の撤廃、予定価格の事前公表の廃止 〇小規模工事の歩掛り及び小規模パッケージ型積算方式の見直し 〇技術者資格取得要件の緩和 〇就労環境の改善 〇提出書類の簡素化 について
(全国知事会)
前列左から 全国知事会 調査第二部 太田部長・豊田会長 後列左から土志田副会長・朝日副会長・田邊副会長
前 会長 松井守夫氏 平成29年秋の叙勲受章
前 会長の松井守夫氏が平成29年秋の叙勲(旭日中綬章)を受章されました。
これは長きにわたり建設業に従事し関係団体の役員として建設業の向上発展に尽力した方に贈られるものです。
伝達式および皇居での拝謁式は11月8日(水)に行われました。
11/17 若手経営者部会
平成29年11月17日(金)ヴィアーレ大阪にて若手経営者部会が開催されました。大野部会長(大阪)のほか副部会長5名(うち4名が新担当)のもと、来賓を含めて60名程が出席をいたしました。
冒頭の挨拶で、豊田会長より「働き方改革・生産性向上に関して中小にとっては大きな課題となっており、協会の会員増強や財政再編に関しても議論をしていかなければならない。是非、若手の皆さんにも知恵をお借りしたい」と挨拶しました。
続いて大野部会長より「まだまだ厳しい環境で後継者や企業存続について苦労する中、若手経営者が切磋琢磨しあらゆることを語り合える部会としていきたい」と挨拶されました。
講師にお好み焼で有名な千房株式会社より代表取締役の中井正嗣様をお迎えし「無印人間でも社長になれた 裸一貫お好み焼で年商63億円」と題し90分間に渡りご講演を頂きました。
「継続は力なり。良いことはどんなことでも続けていくことが大事」「過去は無理でも自分と未来は変えることが出来る」「アルバイトも社員もお客様から見たら同じであること。故に教育は大切である」など創業から現在の発展に至るまでについてお話をされました。会場は中井様の話に引き込まれ、終わってからは大きな拍手が長く続きスタンディングオーベーションとなりました。
部会終了後の懇親会も多くの来賓の方がお見えになり盛大に開催され、無事終了することができました。
全中建 ブロック別意見交換会 愛知県3団体
平成29年10月27日(金)愛知県土木会館にて国土交通省等との意見交換会を開催いたしました。愛知ブロックとして愛知家土木研究会・愛知県舗装技術研究会・愛知県建築技術研究会の皆様にご参加頂き、国交省(建設業課)、中部地方整備局(企画部、建政部、営繕部)、愛知県(建政部)の皆様にも同席いただきました。
豊田会長より、「働き方改革、生産性の向上の対策委員会を立ち上げた」と報告をし、「全中建としてどのように取り組み進めていくか考えていかなければいけない。」と、挨拶をされました。
愛知県土木研究会の朝日会長(全中建 副会長)からは、「会員企業の皆さんの中小企業の生の声を聴いていただけることに感謝する。」と、ご挨拶をいただき、愛知県舗装技術研究会 佐藤監事、愛知県建築技術研究会 水野会長のお二人からも、「担い手三法、県の契約状況など、建築業界がよりよい方向へ成長していけるように環境を整えていただきたい。」との挨拶をいただきました。
国交省 建設業課 菅原建設業政策企画官より「建設業の課題と今後の方向性について」ご講演を頂きました。
中部地方整備局 山根技術開発調整官からは、「中部地方整備局管内の工事事故発生状況について」資料を基に、「安全に留意いただきたい。」と説明いただきました。
意見交換では、伊藤(誠)(愛知県土木 会計)様より、「施工パッケージ積算基準の土工掘削、路体路床盛土工において、単位基準の見直しは出来ないか。」との質問をいただき、中部地方整備局からは、「小さな工事のデータが集まらないが、小規模で最低積算はおこなっている。」との回答をいただいた。また、ICT土工については、地方自治体の発注工事において汎用性が低い為、設計上の費用とリース機械の使用の実費の乖離の問題典について、実態調査中との回答をいただいた。他には、週休2日制の導入・AI(人口知能)など内容は多岐に亘りました。
最後に田邊副会長より「意見交換会での皆様のご発言を聞いて、その地域ごとの問題点がより明確になる。これからも、多くの皆様の意見を取り入れ、全中建の要望として国へ提出し、建設業界がより発展するよう活動をする。」と挨拶をされ、最後に会員増強に関する協力依頼をお願いしました。