意見交換会

2019年11月25日

11/19令和ブロック別意見交換会 山形

2019年11月19日(火)ホテルメトロポリタン山形にてブロック別意見交換会が開催されました。土志田会長より「本日はお忙しいなかお集まり頂き誠に有難うございました。近年、各地でおきている災害への対応として、全中建の指定公共機関への登録に向けてただいま努力をしております。我々中小建設業者がいち早く対応に駆け付け、地域の復旧・復興をおこなっており、今も多くの仲間が対応にあたっております。しかしながら、特に地方自治体ではその対応に対し、中小建設業者の立場は大変厳しいものに変わりはありません。今回、各ブロックをまわり皆様からの生の声を聞き、国、知事会・市長会等へ訴えて参りたいと思います。働き方改革・生産性の向上・工期の平準化などあらゆることを実現していきたいと思いますので、本日は有意義で実りのあるかいぎになりますよう、どうぞよろしくお願い致します。」と挨拶をされました。

続いて山形県建築協会 市村会長より「建築会社はたくさんの職種が集まってできており、また現場には多くの勤務体系の職人が働いている。週休2日制が叫ばれてはいるが、なかなか難しく困難な状況だと思う。このような現状を踏まえながら本日の意見交換を有意義なものにしたいと思います。」と挨拶されました。

国土交通省 入札制度企画指導室長より「建設業行政の最近の動きと課題について」と題しご講演頂き、意見交換へ入りました。
「日給・月給の職人には、週休2日制の導入は収入低下につばがるため、その問題を解決するのはかなり困難」「作成書類がとにかく多く、もっと削減するなり統一化してほしい」「PFIには問題が多すぎるように思う」など室長のほか東北地整の方と活発な意見交換となりました。

最後に田邊副会長より挨拶があり閉会となりました。


10/18 令和元年度ブロック別意見交換会 愛知

R1.10.18 愛知県土木会館にて、意見交換会が開催されました。
ご参加いただいた会員団体は (一社)愛知県土木研究会・愛知県建築技術研究会・愛知県舗装技術研究会です。

まず最初に、全中建 土志田会長より「新・担い手3法・運用指針等の浸透状況、人材確保・育成並びに働き方改革・生産性の向上などについて、会員企業の皆様から地域の現状や問題点についてお聞きし、行政に反映していきたい。」とあいさつ。

また、愛知県土木研究会 朝日会長より「恒久的な公共事業予算の重点的な配分をお願いしたい。」とのご挨拶を頂戴し、愛知県舗装技術研究会 水野会長からは「建設業は人が財産。建設業の認知度を高め、若者の入職につなげたい。」と、ご挨拶をいただきました。愛知県建築技術研究会 大矢会長も、「行政の皆様に直接問題点を聞いていただける意見交換会は貴重であり、有意義な場としていきたい。業界発展のためには、生産性向上しかない。ICT施工等も積極的に参加していきたい。」とのご挨拶を頂戴いたしました。



意見交換会での最初に、国土交通省 土地・建設産業局建設業課 入札制度企画指導室長 西山様より『建設業行政の最近の動きと課題について』と題し、ご講演いただきました。

その後、意見交換に入り、愛知県の代表から質問を投げかけ、中部地方整備局、愛知県の皆様よりご回答いただけました。(全中建だより 11月12日号を参考にご覧ください。)

最後に河﨑副会長の挨拶にて、愛知県での意見交換会は閉幕しました。
お忙しい中、会員企業の皆様にご協力いただき、ありがとうございました。


10/29令和元年度ブロック別意見交換会 京都

令和元年10月29日(火)キャンパスプラザ京都にて、国土交通省本省、近畿地方整備局(企画部・建政部・営繕部)また、京都市(財政部)の皆様にご出席いただき、全中建京都の会員の皆様と意見交換が行われました。
最初に、全中建土志田会長から、「新・担い手3法・運用指針等の浸透状況、人材確保・育成並びに働き方改革などについて、会員の皆様から地域の現状や問題点について伺っていきたい。また、今年は東日本で災害が発生し、中小建設業は、地域の守りてとし役割が求められることが多くなっている。このような状況の中、一致団結して、住民の安全・安心を守ることができる団体・地場産業としてさらなる発展を目指していきたい。」とご挨拶がありました。

続いて、全中建京都勝本理事長より「想定外の災害が毎年どこかで発生している。そのような中で、働き方改革の推進は容易なことではないが、意識改革を行い、国の取り組みについて、しっかりと勉強していきたい。」とご挨拶をいただきました。

続いて、国土交通省土地・建設産業局建設業課の西山入札制度企画指導室長から「建設業行政の最近の動きと課題について」講演いただきました。

講演後の意見交換では、全中建京都 山田相談役理事より「全中建京都では、国交省の仕事を受注受注している会員は、ほとんどいない。総合評価落札方式は、零細企業が多い京都の建設業には、参加が難しい。もっと参入しやすい案件を増やしてほしい。」など、京都の実状をお話しいただきました。

これに対して国交省側からは、「国交省の受注実績がない企業でも参加できるチャレンジ型の発注を進めている。ただ、現状は、Cランク以上を対象としているので今回の意見も踏まえ、Dランクでの検討も進めていきたい。」とお答えいただきました。
また、全中建京都 金光相談役理事からは、「労務単価について、7年連続で上げてもらって感謝しているが、価格競争入札の中で結局は、上昇分が反映されていない現状がある。若者層が希望をもって、建設業に入職してもらえるように、さらなる労務単価の引上げをお願いしたい。」などご意見をいただきました。

これに対して国交省側からは「適正な予定価格の設定、ダンピングの抑制など適正な利益が受注者に反映されるよう努力していきたい。」とお答えいただきました。
以上のように、多くのご意見をいただき、京都の建設業界の現状、中小建設業の問題点等を聞いていただき、活発な意見交換会となりました。
その後、建設業振興基金の横田キャリアアップシステム事業本部副本部長より、「建設キャリアアップシステム」についてご説明をいただきました。
最後に、全中建 朝日副会長より、意見交換会のお礼と、「建設業界を取り巻く環境は、早いスピードで変化している。今回の意見交換会であがった中小建設業の現場の声を行政に届け、皆で知恵を出し合い、建設業界を魅力あるものにしていきましょう。」とご挨拶があり、意見交換会は終了いたしました。

ご協力いただきました、全中建京都の皆様にお礼申し上げます。ありがとうございました。


10/23ブロック別意見交換会 関東5団体

2019年10月23日(水)コートヤード・マリオットホテルにて、関東ブロック(東京都中小建設業協会・全中建南多摩・町田市建設業協会・神奈川県中小建設業協会・横浜建設業協会)の意見交換会が開催されました。
土志田会長より「先日の即位礼正殿の儀に全中建として出席をさせて頂きました。普段では入ることはできないこともあり、大変厳粛な場所であったと思います。現在、各地で台風による被害が出ており、その対応にあたられている我々の仲間の皆様には心より感謝を申し上げます。来月までブロック別意見交換会が開催されますが、今回も多くの生の声をお聞かせいただきたいと思っております。多くの問題が解決され、若者が入職しやすい優良な中小建設業が生き残っていけるよう下地を築いていきたい。この意見交換会議が有意義で実りのあるものになるようにしたいと思っています。」と挨拶がありました。

国土交通省本省のほかに関東地方整備局(建政部・企画部・営繕部)の皆様にもご同席頂き、会員団体より各地域の抱える現状と対策についてご意見を頂きました。

東京都中小建設業協会(会長 山口様):週休2日制モデル・新担い手3法

全中建南多摩(会長 若林様):働き方改革について・生産性の向上・外国人の受入れに関する現状と今後

神奈川県中小建設業協会(会長 河﨑様):人材確保に係る課題と要望・週休2日制について・災害復旧工事に伴う工期等の対応等

横浜建設業協会(会長 山谷様):キャリアアップシステムの導入・課題について・交通誘導員について・ICT施工について等

町田市建設業協会(会長 土屋様)

各地域ごとの問題のほかに、工期の平準化や各自治体へ提出する書類の煩雑さなど共通の問題点も多くあげられました。国土交通省としても今後も検討をし改善できるよう努力をして頂くとお言葉を頂きました。
最後に小野副会長より「多くの意見が出された中身の濃い意見交換会となりました。週休2日制やICTなど多くの提案がなされるなか、先日AIを扱ったドラマを見ました。我々に託されたあらゆる提議を踏まえて中小建設業の発展につながっていくようこれからも全中建としても努力をして参ります。」と最後に挨拶をされました。


11/9 ブロック別意見交換会 愛知県

H30.11.9 愛知県土木会館にて、意見交換会が開催されました。
ご参加いただいた会員団体は (一社)愛知県土木研究会・愛知県建築技術研究会・愛知県舗装技術研究会です。

まず最初に、全中建 豊田会長より「働き方改革ではガイドラインを作成。生産性向上ではi-conなどへの対応などが必要だが、中小にとってはハードルが高いものもあるため、””できることから始めよう””と取り組みを開始した。」とあいさつ。

愛知県土木研究会 朝日会長は、「中小にとって働き方改革は課題も多いが、しっかりと対応しなければならない。この場の意見を実りあるものにしたい。」と、あいさつ。また、愛知県舗装技術研究会 大矢会長も、「舗装業界も同じような悩みを抱えている。意見交換をしながら解決につなげていきたい。」と続いた。愛知県建築技術研究会 水野会長は、「意見交換会は、地元企業の成長の場。いろいろな意見をだしていただくとともにご支援を賜りたい。」とあいさつした。

  

続いて国土交通省 土地・建設産業局建設業課 入札制度企画指導室 伏原課長補佐が「建設業の課題と今後の方向性について」と題して講演。
 

他に働き方改革には適正な工期設定と平準化が必要なこと、i-conの拡大に向けた積算基準への改善、入札契約制度、品確法の運用状況等についても説明。

また、中部地方整備局からは、 企画部 山根技術調整管理官・中平技術開発調整官、建政部 黒田建設産業調整官、営繕部 鳥居営繕品質管理官も出席。

《全中建だより 470号 5ページ を参考にご覧ください。》