H30.11.6 高知県建設会館にて意見交換会 四国ブロックが開催。
高知県中小建設業協会・香川県中小建設業協会から会長他役員の皆様にご出席いただきました。
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全中建からは小野副会長、空久保副会長が出席。
小野副会長は、「切れ目のない工事が必要でること、平準化が大切である。意見交換会では地方の生の声を聞かせていただき、行政の要望に反映させていただく。」と、あいさつした。
高知の吉村会長からは、「働き方改革や担い手確保には課題も多くあるが、建設産業の明るい未来と地方創生につながる意見交換会にしたい。」とのお言葉をいただいた。
また、香川の金本会長より、「建設業界の環境は少しずつ良くなってきていると実感している。」とあいさつ。
「しかしながら、無理な工期設定での下請けの処遇の厳しさがまだあり、改善には経営の安定が重要で持続的な工事が必要である。」と訴えた。
意見交換会の前に 国土交通省 土地・建設産業局 建設市場整備課の大井専門工事業・建設関連業振興室長より「建設業の課題と今後の方向性について」として講演。
四国地方整備局からは、 企画部 泉川技術開発調整官、建政部 矢口建設産業調整官、営繕部 峯村営繕調整官に出席いただいた。
意見交換では、高知より「工期設定は地域の特性を考慮する必要性がある。」との意見をいただき、香川からは、「週休2日制にするためには、1日あたり10%前後の賃金の増額が必要。」とご発言いただいた。
大井室長からは、国土交通省の取組として中小のICT支援を紹介いただいた。
*小規模土工の積算改善、3次元データの提供、サポート体制の拡充、地方公共団体に対し、補助金等の活用など。
各協会ともにご出席者から意見・質問等をご発言、四国整備局からご返答をいただいた。
《全中建だより 470号 4ページ を参考にご覧ください。》
最後に全中建 空久保副会長より、「この場での意見や提案は今後の協会活動に活かしていきたい。」と、あいさつした。
平成30年11月2日(金)(盛岡グランドホテルアネックス)において、全中建岩手(東北ブロック)の意見交換会を開催。初めに全中建の豊田会長より「働き方改革では特別委員会の立ち上げ、全中建では出来る事から始めようのキャンペーンを開始。また、小規模工事に適用するi-con工事の発注者へのお願い。今後の課題は防災関係と改正品確法への対応の2点。」と開催への感謝の言葉とともに全中建の取組を説明した。
続いて岩手の小原支部長より「大震災から7年半が経過し、今は第3次復興計画を行っている。復旧が進む中、担い手確保のためにも改革が必要。業界全体の改善を考えなければいけない。」と挨拶をした。
国土交通省 土地・建設産業局 建設業課 石間入札制度企画指導室課長補佐より「建設業の課題と今後の方向性について」講演し、東北地方整備局(企画部 樋口技術調整管理官・高田技術管理課建設専門官、建政部 佐々木建設産業調整官、営繕部 岡本営繕品質管理官)を交えての意見交換となった。
意見交換の中で建設業への入職促進、現場の週休2日の実現、適切な賃金水準の確保など意見がだされ、特にと賃金の2、3割の引き上げがあれば、週休2日に対応する賃金となるため件等いただきたい。担い手確保の改善の重要性を訴えた
石間課長補佐からは、働き方改革には適正な工期の設定の必要性を強調し、生産性向上ではITC導入や人材育成支援の紹介した。
閉会において、全中建 小野副会長からは、「建設業が災害復旧に貢献していることを知らない人が60%もいる。建設業が生活においてどれだけ必要性があるのか訴えていかなければならない。賃金については週休2日制にかかわらず、根本的にあげていただきたい。」と訴えた。
岩手の皆様の個々のご意見は、全中建だより 470号 3ページをご覧ください。
平成30年11月29日(木)メルパルク広島にて意見交換会が開催されました。
全中建 田邊副会長より挨拶がありました。
全中建広島県支部 空久保支部長よりご挨拶がありました。
続いて、国土交通省 建設業課 入札制度企画指導室 石間課長補佐より「建設業の課題と方向性について」ご講演を頂き、建設業界の動向と現状、引き続き今後も課題となっている各取り組みについてご講演を頂きました。
意見交換では、7月の豪雨の災害状況等をご報告頂き、〇災害時を想定して各地域の国、県市、市、市議会や消防団、諸団体を含めた災害対応シュミレーションの実施案 〇災害対応に関わった建設業界への広報活動 〇県、市からの災害対応に関する指示の的確さ 〇週休2日制を含めた働き方改革 〇入札制度の在り方 〇提出書類の煩雑さなど活発な意見交換会となりました。
最後に土志田副会長より挨拶があり閉会となりました。