令和6年9月13日(金)KKRホテル東京にて、第3回通常理事会が開催されました。
土志田会長より「今年の酷暑の中、建設業界は命の危険を感じながら、地元住民のため社会基盤の整備・維持管理を行っております。そのための担い手不足の解消、若者の入職促進のために一層努力が必要です」とご挨拶がありました。
本日の議題
(決議)
1.令和7年度 予算・税制・一般政策に関する要望(案)について
2.令和6年度 会員加入(案)について
3.参与等の選任(案)について
4.60周年記念事業について(仮)
(報告)
1.今後の会議日程(案)について
2.令和7年度 予算概算要求について
2024年7月26日(金)
土志田会長、田邊副会長、河﨑副会長より全国町村会、全国知事会、全国市長会へ要望書を提出いただきました。
中小建設業界の現状打開に関する要望になります。
要望項目は以下のとおりです。
(一)継続した公共工事予算の大幅な確保と地域における受注機会の確保 (一)工事発注及び引渡時期の平準化 (一)設計積算関係 (一)第3次担い手3法関係 (一)技術者資格取得要件の緩和等 (一)提出書類の簡素化 (一)災害関係
全国町村会
全国知事会
全国市長会
令和6年7月の賛助会員入会受付は終了いたしました。
次回は令和6年11月ごろに当ホームページにてご案内申し上げます。
ご確認くださいますようお願いいたします。
【ご入会までの流れについて】
申込書類の審査、理事会を経て会費のご入金がとれました企業の皆様へ
会員証明書を令和7年2月中旬ごろにお送りする予定でございます。
詳しくは当ホームページ“ 入 会 案 内 ”をご確認ください。
※【全中建】11月・賛助会員受付について(クリックするとPDFが開きます)
全中建だより7月16日号が発行されました。
>全中建だより(令和6年7月16日号 502号
主な内容
令和6年度 定時総会
令和6年度 会長表彰表彰一覧 等
神奈川県中小建設業協会
北友建設株式会社 N 様
ーーお仕事の内容について教えて下さいーー
図面及び書類作成・リフォームプラン作成・現場管理等の仕事をしています。(二級建築士・インテリアコーディネーター)
ーー建設業界に入ったきっかけを教えてくださいーー
インテリア関連の仕事をしていく中で、建築の知識を広めることでもっと仕事の幅が広がるのでは・・・との思いがきっかけです。
ーー建設業界の魅力と言われたらーー
思い描いたものが形になっていく様子を、身をもって体感できること。
ーー建設業界で働いていく上で、女性としてのハンディや逆に良かったことなどを教えて下さいーー
ハンディは力仕事に限界があること。半面、レイアウトや使い勝手においては女性の感性や目線が役立つ時があります。例えば住宅の仕事でレイアウトを考える時は、生活動線を考え、出来る限り効率が良くなるようにと考えますし、細かいところではコンセントの位置や高さ、棚の有無やサイズ等も、使い勝手や日常の生活を振り返りながら考えます。女性で役立ったと言うよりは『主婦感覚』が生きているといったところでしょうか。
ーー女性技能者・技術者に対する会社や現場の反応はどうでしたかーー
若い時は現場で冷たくされることもありました。現場に私一人が女性と言うような時、女性と言うだけで話を聞いてくれないということはありました。現場では私が職人さんに指示をしても無視されるけど男性の声になら耳を貸すとか、コーディ姉ちゃんとからかわれたこともありました。今はそういうことはありませんが、私が駆け出しの頃は女性を下に見ているような風潮はありました。ですが、それも時代と共に変化し働きやすくなったと思います。
ーー女性が働き続けるために、建設業界(または現場)に求める改善点などがありましたら教えて下さいーー
現場環境の整備。特に現場におけるトイレ・更衣室・休憩所などの整備が望まれます。
ーー現場で常に心がけていることなどはありますかーー
笑顔で挨拶。特に朝の挨拶は気持ちよく笑顔でするように心掛けています。
ーー子育てや介護等をされている方にお聞きします。仕事との両立で特に大変だったことはなんでしたか。その中で工夫されたことや得られたサポートなどがあったら教えて下さいーー
日々やるべき事と時間に追われ、体力的にもきつい時がありました。一人で抱え込まず家族や会社と相談して解決策を探り、働き方を調整してきました。
ーー仕事の中で悔しい(悲しい)思いをしたこと、それでも辞めずに続けてこられたことがありましたら教えて下さいーー
いろいろな事情で現場が予定通りにおさまらなかったこと、自分の力ではどうすることもできないようなトラブルが起きて、相手方にも不快な思いをさせてしまった事など、思い返せばいろいろありました(苦笑)でも、ここまで続けてこられたのは、私自身の負けず嫌いな性格と責任感。そして、家族の理解と協力が支えとなりました。
ーー今の仕事に就いて、1番嬉しかった言葉はありますかーー
「あなたにお願いして良かった」とお客様に感謝の言葉をいただいた時。
ーー未来の自分はどんな風であったら良いと思いますかーー
前向きで、明るく元気でいたいと思います。
ーー建設業を目指している女性に向けて一言!ーー
少しでも興味があるのならば、一歩前に踏み出してください。
ーー貴女の大切な時間を教えて下さいーー
趣味の世界『アロマセラピー』にはまっています。その時の気分や体調によっても変わるので、好きな香りを絞り込むのは難しいですが、元気が欲しい時はオレンジやベルガモットなどの柑橘系、リラックスしたい時はティートリーやスイートマジョラムなどのスッキリした香りで癒されています。
**一緒に働く方からのメッセージ**
現場に女性が入る事で、現場の雰囲気が明るくなりギスギス感がだいぶ減った。女性の視点で現場を見ることの重大さを目の当たりにし、より細かなところに目が届くようになった気がする。気持ちが和む場面が多くなり、心に余裕ができ、やる気が出るように思う。たまに、ある部分では気遣いすることに慣れなくてはと反省することもあります。女性と現場(仕事)で協働することは、総じて良い結果をもたらすのではと痛感しています。