(一社)全国中小建設業協会委員会合同会議 9/29開催

令和7年9月29日(月)コートヤード・マリオット銀座東武ホテルにて、(一社)全国中小建設業協会委員会合同会議が開催されました。


河﨑会長ご挨拶(概要)
「本日お集りの皆様におかれましては、平素より中小建設業界の健全な発展のため、当協会の活動に対しまして特段のご理解とご協力を賜り、心より厚くお礼を申し上げます。
少子高齢化が進む中、若年層を中心とする担い手不足と従業員の高齢化は、我々地域の中小建設業においては、特に深刻な問題であり、賃上げなどによる労働環境の改善や生産性の向上が喫緊の課題となっております。しかしながら、地方自治体発注の公共工事への依存度が高い地域の中小建設業は、入札契約環境の厳しさから、依然として、適正な利益が十分確保できていないため、こうした課題に十分対処できない状況です。このままでは、企業の発展は望めず、中長期的には衰退しかねません。
本日の委員会合同会議は、正副会長、各委員長、各委員が一堂に会し、こうした構造的な問題への対処をはじめ、会員団体傘下企業が地域の優良企業として一層の信頼性を高め、発展できるよう、各委員会の担当分野における具体的な課題を整理し、取り組むべき検討テーマを決定し対応していただく場として設けたものです。
地域の中小建設業が直面している課題は山積しております。
その対応は待ったなしの状況です。その解決のためには、全中建一丸となって、総合的かつ計画的に取り組む必要があり、本日はその第一歩となるものです。
業界が厳しい時だからこそ主体性をもって、活力のある委員会活動をお願いしたいと考えております。
本日の会議が実り多く有意義なものになることを期待しております。」


各委員会討議では、各委員会ごとにわかれ、取り組むべき検討テーマと今後のスケジュールについて検討。
討議終了後、各委員長等から検討テーマ等についてご説明いただきました。

お忙しい中、ご出席いただきました皆様、ありがとうございました。