全中建トピック

2020年12月16日

11/30 赤羽国土交通大臣との意見交換会

令和2年11月30日(月) 赤羽国土交通大臣と全中建を含む4団体との意見交換が行われ、土志田会長・河﨑副会長にご出席頂きました。

土志田会長より、「防災・減災、国土強靭化のための3か年緊急対策」として、公共事業における全国的な不調・不落の増加は、予定価格が実勢価格と乖離していることから、利益の上がらない仕事への受注が無いのはやむを得ない現状を報告。今後、防災・減災や老朽化対策にあたる全国の中小建設業の施工能力には問題が無い事から、令和2年度の補正予算の早期編成、令和3年度の公共事業予算の大幅な増額、「防災・減災、国土強靭化のための3か年緊急対策の延長並びに別枠での拡充」をお願いしました。
また、キャリアアップシステム(CCUS)について会員企業における現状報告をし、活用・普及を進めるためにも各都道府県、市町村へも義務化工事として拡大し最終積算変更時の仕組みに取り入れて頂くようお願いして参りました。

また、当日は新型コロナ感染症の拡大が収まらない事から、要望提出を同日に行うことができ「補正予算の早期編成と令和3年度 公共事業予算の大幅な増額」に関する要望として提出いたしました。


山本 紗央厘さんに聞く

奈良建設株式会社
(一社)横浜建設業協会

『女性も活躍できる時代つくりたい』

ーーお仕事の内容について教えてくださいーー
 現場管理です。現場の安全管理や測量、材料や施工の段取りを行います。

ーー建設業界に入られたきっかけは何ですかーー
 父が建設業を営んでいて、幼い頃その姿を見ていて、私も一緒に働きたいと思ったのがきっかけでした。入社3年目から3年間産休・育休を取得し、今年の6月に仕事復帰をしました。日々、現場が進んでいくのが楽しいと思うので、現場勤務を希望しました。

ーー建設業界の魅力とはーー
 ものづくりの達成感と、工事を完成させるため、さまざまな会社との繋がりがあって楽しいと思います。
 
ーー男社会と言われている建設業界で女性としてのハンデや逆に良かったことなどを教えてくださいーー
 ハンデと思うことは、力仕事などは女性の運動能力的に男性に劣るところです。
 良かったことは、力仕事などを手伝ってもらう際に、こちらからお願いすることもありますが、周りが察してすぐに手伝ってもらえたりするところです。

ーー現場で働く女性の皆さん(女性技能者・技術者)に対する会社や現場の反応はありましたかーー
 会社は女性社員の採用に積極的で、女性が働きやすい環境づくりを提案してくれます。
 現場では「女性だから」というマイナスの感じはなく、男性社員と同じ仕事をしますが「頑張ってるね!」と応援してもらえることが多いです。

ーー建設業界が変わってきていると感じる点はありますかーー
 昨今は女性技術者が多くなってきたので、現場の環境整備も整ってきて「女性が働きやすい環境」の時代になってきたと思います。最近では、女性ならではの感性や性質を優れた点として有効に思ってもらえたり、女性技術者への理解が高まっていると思います。

ーー家庭と仕事の両立により、周りからのサポートなどがあったら教えてくださいーー
 出産後は子育てをしながらの勤務になるので、現場での勤務は難しいかと思いましたが、保育園の送り迎えや子供の予防接種の予定に対応できるよう現場に対応して頂き、現場復帰することができました。
 
ーー未来の自分についてーー
 子供達が大きくなる頃には、管理技術者になれるように、日々現場で勉強したいと思います。 

ーー建設業を目指している女性に向けて一言ーー
 女性も建設業で活躍できる時代を作りましょう! 

ーー貴女の大切な時間を教えて下さいーー
 仕事が終わって帰宅後のお酒と週末の家族との団欒です。幼児が二人いるので、家では子供達に癒されています。出産後はなかなか忙しくて最近はできませんが、趣味のフットサルに出かけたいです! 


全中建だより(令和2年11月10日号 481号)

全中建だより11/10号が発行されました。

全中建だより(令和2年11月10日 481号)

主な内容
・令和2年度ブロック別意見交換会 東北ブロック 開催
・令和2年度ブロック別意見交換会 関東ブロック(東京地区)開催  他


10/26 ブロック別意見交換会 高知

令和2年10月26日(月)四国ブロック(高知県中小建設業協会)の意見交換会が開催され、全中建からは河﨑副会長・田邊副会長が出席し、国土交通省からは、本省 西山入札制度企画指導室長、四国地方整備局 企画部 川西技術調整管理官、建政部 久保田建設産業調整官、営繕部 本間営繕調査官にご出席頂きました。

河﨑副会長より「会員が直面している課題や意見を、行政に反映することを目的とする意見交換会も今年で8回目となりましたが、コロナ禍に対しては万全を取って参ります。全中建は今年の4/1に指定公共機関として国から受けることができました。働き方改革、インフラ整備強化などのためにも予算の増額を求めてまいります。優良な中小建設業者が生き残れるよう、全中建一丸となって邁進してまいりましょう。」と挨拶をしました。

続いて、高知県中小建設業協会 吉村会長よりご挨拶がありました。

西山室長から『建設業行政の取組について』と題し、建設業の現状、新担い手3法、市区町村における取組改善の推進、建設キャリアアップ、新型コロナウィルス感染症対策等についてご講演頂きました。

続いて意見交換
〇働き方改革について:地方公共団体発注工事では週休2日モデル工事はほとんど導入されていない。
           国では4週8休達成のためには更なる補正率の引き上げが必用。日給制の技能労働者の労働日数減少のための労務費と諸経費の引上げのお願い。

〇工事発注及び引渡時期の平準化について:県市町村の1億円未満工事は7~8割程度が年度末に集中のため平準化の実感がない。

〇提出書類の簡素化:県と比べ整備局発注工事は協議事項が多く時間を多く費やす。施工中の指示図が原因ではないか。
         工事成績評定が総合評価の加点となるため、本来不必要な書類を提出するなど簡素化を阻んでいる。工事成績評定を中止してほしい。

〇その他、高所作業車やクレーンの長期割引についてなど、活発な意見交換となりました。

最後に田邊副会長より「本日のご意見等は取りまとめて国土交通省等に要望し、令和3年度の全中建の要望事項の1部にさせて頂きます。働き方改革として新担い手3法の成立により適正な利潤の確保や工事の平準化、適切な設計変更対応等々の基本理念や具体的措置に全中建として取り組んでまいりますので、時間外労働時間の是正などには会員の皆様にも取り組んで頂きたいと思います。キャリアアップシステムの施策やアンケート調査など、また課題や問題点などについても国・地方自治体からの指導をお願いし皆様のご協力もお願い致します。」と最後の挨拶として終了となりました。
      


10/20 ブロック別意見交換会 (東京地区)

2020年10月20日(火)コートヤードマリオットホテルにて、東京地区(東京都中小建設業協会・全中建南多摩・町田市建設業協会)の意見交換会が開催されました。
土志田会長より「例年でありますと全国を7ブロック8会場に分けて行っておりましたが、コロナの影響で、開催を見送られるブロックが多く、今年は3ブロック4会場での実施となりました。開催されたことに感謝申し上げます。全中建は、本年4月1日付で国の防災対策基本法に基づく指定公共機関の指定を受けることができました。今後は、全中建防災業務計画に従った災害緊急活動してまいりますので、皆さまのご協力をお願い致します。また、働き方改革については、週休2日、工事発注の平準化など様々な課題がある。発注者に改善してほしい部分はしっかり要望していきたい。地域社会に貢献する力強い産業となるために有意義な意見交換にしたい。」と挨拶されました。

国土交通省本省の他関東地方整備局(建政部・企画部・営繕部)の皆様にもご同席頂き、①働き方改革②工事発注、引き渡し時期の平準化③提出書類の簡素化をテーマに意見を交わしました。

東京都中小建設業協会

全中建南多摩

町田市建設業協会

働き方改革では、建設現場の週休2日制を実現するために、時間外労働の削減などしても現行賃金を確保できる単価アップを求める意見が出ました。
工事発注・引き渡し時期の平準化では、自治体発注工事の工期が引き続き年度末に集中している現状を訴える意見が出ました。
提出書類の簡素化では、地方自治体に対して工事関係書類を削減するよう求める意見がありました。

最後に小野副会長より「本日のブロック会議でいただいた意見や要望などを取りまとめ、国土交通省に要望していきたい。働き方改革として、新・担い手3法の成立により、適正な予定価格の設定、工事発注及び引渡時期の平準化、適切な設計変更対応など発注者の責務、建設業の担い手の中長期的な育成・確保のための基本理念や具体的な措置について、今後協会として適切に取り組んでいきたい。また、会員増強・拡大については、建設分野における外国人材の活用における賛助会員が増大しているところである。課題や問題点はまだたくさん残されているので、国・地方自治体からのご指導をお願いするとともに、今後とも会員団体・会員企業の皆様のご協力をお願いします。」と挨拶をされました。