令和5年度労務資材対策委員会がKKRホテル東京にて開催されました。
委員長 田邊 聖様より「コロナの影響により令和元年9月以来の開催となりました。課題としては労務単価の高騰、国からのお願いで5%、6%と上昇しており、我々も厳しいなかで上昇に合わせてきました。国で労務単価を上げて頂きましたが、1次下請け、2次下請けなどにはまだ上昇の実感がないのが実情で、我々もまだ検討をしていかなければならいと考えています。もう1つが資材の高騰で、前に受注した時と今ではかなり金額に違いがあり、ウクライナ、ロシア問題による石炭の値上がりに伴い、生コンの上昇がものすごく高くなっています。今年度は労務費、燃料費、電気代などの値上がりが続くと見られ、併せて資材の高騰も厳しくなってくると思います。本日はいろいろなお話をお聞かせ頂き、皆さんの地域に持ち帰って検討をして頂きたいと思いますので、どうぞよろしくお願い致します。」と挨拶がありました。

国土交通省より講師として、建設業課 入札制度企画指導室長 沖本様にお出で頂き、建設業界の現状、働き方改革について、CCUS、建設資材の高騰等についてご講話頂きました。
その後は各委員より地域の現状と課題についてご発言があり、講師を交えて意見交換となりました。

経済調査会の令和5年度版 工事歩掛要覧〈土木編 上・下〉と公共工事における契約変更の実際(改訂版)の紹介です。
R5 工事歩掛要覧土木
土木施工の管理学
皆様、ご活用下さい。
ご案内は、各協会団体からも配信しております。
詳しくは、経済調査会のホームページをご覧ください。
経済調査会 https://www.zai-keicho.or.jp/
経営課題解決セミナーのお知らせです。
【建設業界様専用】経営課題解決セミナー
↑ こちらをクリックしてください。詳しい内容を記載しております。
開催方法 ZOOMウェビナー(オンラインセミナー)
各自にて事前申し込みをお願いいたします。(締め切り 2023年8月23日)
営業店コード 1319 代理店コード 1652
上記のコードをご入力ください。
株式会社 瀧澤建設
全中建多摩
『とにかく笑顔 仕事は全力』
ーーお仕事の内容について教えてくださいーー
建設工事の現場技術者を指揮監督し、工事全体を管理することです。

ーー建設業界に入られたきっかけは何ですかーー
特に憧れていたわけではありませんが「毎日が楽しい」と思えたので、なんとなく建設業に向いているかもしれないと思い入りました。
ーー建設業界の魅力とはーー
一般の人は見られない、工事現場の中を見ることができる。建設業界の方々の大半がフレンドリーに接してくれる。普通に生活していく中で、注目していなかったら気づかないところに気付けること。(建物や道などを作っていく苦労を知ったことで、感謝の気持ちが生まれた)

ーー建設業界で働くうえで女性としてのハンデなどはありましたかーー
関わる人、全員が優しく接してくれる。月経の時だけは、たくさん歩いたりするので、きついと感じることがあり、男性しかいない分、言い出しづらいなと感じてしまう。
ーー建設業界で働く女性に対する会社や現場の反応はどうでしたかーー
初めて会う人の大半から「よくこの業界に入ってきたね」と言われます。
ーー現場で常に心がけていることなどはありますかーー
いろんな人とたくさんコミュニケーションをとって仲良くなり、少しでも楽しく仕事ができるように心がけている。毎日笑うこと。人間観察。

ーー仕事の中で悔しい(悲しい・つらい)思いをしたこと、それでも辞めずに続けてこられたことがありましたら教えてください。ーー
何も知らないことを一から教えてもらったのになかなかできなくて、悔しくてずっと考え込んでいた時に、現場の作業員さんや職員の方々が励ましてくれて、頑張れた。
ーー今の仕事について一番うれしかった言葉はありますかーー
「私がいないと仕事がつまらない」と職人さん達が言ってくれたことです。

ーー未来の自分についてーー
いろんな人から愛される人間になりたいです。

ーー建設業を目指している女性に向けて一言ーー
とにかく笑顔でおしゃべり! やるときは全力で!!

ーー貴女の大切な時間を教えて下さいーー
恋人と一緒に過ごす時! 実家にいる犬と戯れる時。ごはんを食べる時。
**高橋先輩からのメッセージ**
土木業界は男性しかいない職場なのに、よく来たな、すぐに辞めるのでは…..と最初は思いましたが、意外と職場環境に馴染んで、職人さん達と和気あいあいと仕事をこなしていた。入社半年後から私の下で働くことになり、測量・安全・品質・出来形・各管理を覚え、今では現場監理を任せられる存在になりました。仕事終了後、翌日の段取りや作業内容の確認をし、やる気を持ってコツコツと一生懸命頑張っている。今後は自分の目標(夢)を持って行動し、社会に貢献できる人材になってほしい。

**一緒に働く平賀様からのメッセージ**
・男女平等とは言えど、建設業界はまだまだ男性がメインの業界となっており、女性への配慮が足りないと感じる部分があります。
・内勤者では、女性だけがお茶くみ、掃除をやっていても疑問に思わない、声を上げない風潮も。
・生理休暇があっても有給ではないため使いにくいし、突然来るものでもあるため言い出しにくい。もっと使いやすいように工夫してほしい。
・現在の働き方をしていて、今後も妊娠、出産をした場合、本当に産休・育休を取ることができるのかが疑問です。(当社では制度としてはあるが、まだ経験をした社員がいないため特に不安を感じる。)
女性に限らず、男性社員に対してもきちんと取得できるようにならなければ、社会全体として女性の負担が増え、働きつづけることができない女性が増えるのではないか。
・もっと男女ともに働きやすい環境を作るために、意見交換をする場があると良いのではないかと思います。
令和5年7月の会員入会受付は終了いたしました。
次回のご案内は令和5年11月ごろに、
当ホームページでご案内いたしますのでご確認くださいますようお願いいたします。
ご入会の流れについて
書類審査、理事会を経て会費のご入金の確認がとれました企業さまへ
入会証明書を令和6年2月中旬ごろにお送りする予定でございます。
くわしくは当ホームページ “ 入 会 案 内 ” をご確認ください。
次回ご入会までのスケジュール